
\胃・大腸内視鏡検査/
みずほクリニック
0282-25-1222


当クリニックは地域に根差した医療を目指し、風邪などの急性疾患、高血圧や糖尿病などといった慢性疾患、生活習慣病などの診察を行っております。
風邪の症状や発熱、食欲不振、お腹の痛み、頭痛、めまい、しびれなど、内科・外科・脳神経外科・消化器科に関するお悩みがある方は、当クリニックにお越しください。脳神経外科では、頭部CT検査も行っております。
また、胃・大腸内視鏡検査は、消化器内視鏡専門医が細心の注意を払って検査を担当しております。

ピロリ菌
―ヘリコバクター・ピロリ菌と除菌について―
ピロリ菌は細菌の一種で、主に幼少期に口から(井戸水など?)感染し、持続感染することによって萎縮性胃炎を引き起こし、胃十二指腸潰瘍や胃癌などの危険因子となります。
特に胃癌のほとんどはピロリ菌感染胃から発生しています。
感染が診断された場合は除菌により潰瘍や胃癌の発生を抑制することができます。
胃癌の有無や胃炎の程度などの評価のため胃カメラを行っていただき、ピロリ菌感染が疑われる場合には検査(呼気や便など)で判定します。
検査の結果ピロリ菌が陽性の場合、除菌(1週間薬を服用)を行います。
薬が効かない耐性菌も一部存在し、除菌成功率は100%でないため、除菌判定(呼気や便など)を行います。

除 菌後は胃癌発生の確率は下がりますがゼロにはならないため、早期発見・早期治療の為に定期的な胃カメラが必要です。
胃カメラ
―上部消化管内視鏡検査(胃カメラについて)―

上部消化管(食道・胃・十二指腸など)を調べる検査です。
当院では内視鏡専門医が苦痛を軽減させるために鼻から内視鏡を挿入して検査を行っております(経鼻内視鏡)。
口からの場合は咽頭反射(オエッとなる反射)が起こり、苦痛を伴う検査となりやすいですが、鼻からの場合はこの反射が起こりにくく苦痛の少ない検査となります。
鼻から挿入出来ない方は経鼻内視鏡(約5㎜の細さ)を口から施行する事で、苦痛を少なく検査する事ができます。
心配となる胃癌については、ほぼヘリコバクター・ピロリ菌(以下ピロリ菌)感染が原因になります。ピロリ菌に感染しているかは胃カメラでおおよそ検討がつきますので、まだ一度も検査を受けた事がない方やピロリ菌感染の有無について不安がある方は一度ご相談下さい。
最後に当院ではゴーグルを着用する事で医師と同じ映像を一緒に見ながら検査が可能ですので、希望がある方はご相談下さい。
―上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)の流れ―
<予約~検査前日>

・事前にご来院していただき胃カメラのご予約をします。
・問診・採血・検査についての説明を行います。
・検査前日の夜9時以降は飲水のみにしていただきます。
<検査当日>

・引き続き食事はとらず飲水のみとなります。
・鼻やのどの麻酔を行ない検査となります。
・検査は内容(組織を採取する生検など)によりますが、約5~10分程度で終わります。
(当院では希望の方はゴーグルを装着し、検査を一緒に見る事ができます。)
・検査終了後は30分~1時間ほど休んでいただき帰宅となります。
・検査後1時間ほどで飲食可能となります。
・生検をした方は2週間程度で結果が出ますので、後日外来でご説明します。
・当日緊急の場合はこの限りではありませんので、電話にてご確認ください。
大腸カメラ
―下部消化管内視鏡検査(大腸カメラについて)―

下部消化管(大腸・小腸の一部など)を調べる検査です。
近年、男性はおよそ10人に1人、女性は12人に1人が一生のうち大腸癌と診断され、癌での死亡数は男性で2位、女性は1位になっています。
しかし大腸癌は早期癌や良性ポリープのうちに発見すれば大腸カメラでの治療も可能な癌です。
大腸癌の検査で最も簡便なものは便潜血反応検査がありますが、実際に大腸癌があっても異常が現れない事もあり、検査が陰性であっても大腸癌がないとは限りません。
また、自覚症状(便秘・腹痛・便が細い・下血など)はある程度進行した癌になるまでは基本的には現れないため、自覚症状を感じ始めた頃にはかなり進行して治療が難しい事もあるのが現状です。
一方、大腸カメラは直接大腸の中を観察できるため、非常に精度が高く有用な検査です。癌やポリープ、炎症性腸疾患などの様々な病気を見つける事ができます。
また、早期で発見されればポリープなどはその場で切除することも可能です。
問題となるのは、大腸カメラを苦痛なく行うためには、高度な技術が必要となるという事です。
当院では以下のような工夫を行っており、これによって痛みを感じる事が少なく大腸カメラを受けていただくことが可能です。
『無送気軸保持短縮法』
挿入時に空気を入れずほぼ直線的に挿入するため、圧倒的に痛みが少なく理想的な検査方法です。
『二酸化炭素送気装置』
通常の空気ではなく炭酸ガスを使用して大腸カメラを行うため、検査中はもとより検査後のお腹の張り感が圧倒的に軽減されますので、ポリープを切除するなど時間のかかる場合でもより楽に検査を受けていただく事が可能となります。
当院では大腸カメラに精通している内視鏡専門医が施行いたします。
以前他院での検査で辛かった経験のある方や、初めての検査で不安の大きい方などお気軽にご相談ください。
―下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)の流れ―
<予約~検査前日>

・事前に来院していただき大腸カメラのご予約をします。
・問診・採血・検査についてのご説明を行います。